気象災害がもたらす影響
ここ数日、日本各地で地震が続いています。
2018年の西日本豪雨と台風21号では約2.5兆円の経済損失が生じ、損害保険会社の
保険金支払い額は過去最高の1兆円超に。2019年の台風15号と19号による経済損失は
約2.7兆円、この年も損害保険会社の保険金支払い額は1兆円を超えたと言われています。
また、南海トラフ巨大地震が日本を襲った場合の経済の被害額は、最悪の場合220兆円に上ると
推計されています。東日本大震災の被害額16.9兆円の10倍以上となるようです。
災害の頻発で損害保険料が上昇し、経済的ダメージを国も生活者にとっても影響を受けています。
地震保険においては全国平均で値下げとなる一方で、5年契約における割引率がこれまでより引き下がり、
実質的な値上げとなります。
しかし、被災後の生活を支える一つは地震保険・火災保険の保険金です。
預金や生活費に余裕がない人は加入をしない傾向がありますが、全ての保険に共通していえるのは、
そういう人こそ必要性が高いということです。
防災意識もですが、国連のSDGs(持続可能な開発目標)で少しずつ企業が取組み始め、
私たちの意識も変わってきています。
これからは一人ひとりがライフスタイルを変え、そして保険で自分の身を守る必要があります。