世界の保険市場【医療】

WBC2023 侍ジャパン世界一おめでとうございます‼

14年ぶり3度目の優勝。しかも相手は強豪メンバーのアメリカとあり世界中で話題になっていますよね。

野球大国アメリカですが、生命保険料が世界第1位と生命保険大国でもあるのは知っていますか?

アメリカの医療制度は複雑で、日本と大きな違いは健康保険や国民保険による皆保険制度がないということです。

医療費が高額になることを防ぐために自ら適切な医療保険に加入しておかなければならないのです。

そのためアメリカにおける医療保険の中心は、民間保険会社が販売する民間医療保険です。

保険料によってサービス内容が異なり、保険に費用をかけた分だけ医療の質が高くなり、高い保険料をかけるほど

病気・ケガなどで医療機関を受診した際に自己負担割合を軽減できる仕組みになっているようです。

日本は原則3割負担です。

高額療養費制度など様々な場面で日本の医療制度は充実しています。一方で収入と支出のバランスが崩れ始め、

この制度の維持をするため現代世代の健康保険料引き上げ・高齢者の医療費負担引き上げ・診療報酬の改定などが

実施されているのも事実です。

今後この対策でもバランスが改善されないなら、一部の医療行為を保険適用外にしたり、給付水準を引き下げると

いった踏み込んだものが行われる可能性もあるようです。

日本の医療制度は充実していると安心するのではなく、個人により環境が違うため民間医療保険が必要ないとは

言い切れない理由があることを知ったうえで保険についても身近なこととして考えてみませんか?