世界の保険市場【貯蓄】
全国で桜が満開を迎えてきていますが、皆さんお花見には行かれましたか?
1912年に日本からワシントンD.C.に桜が贈られ、これがきっかけでアメリカで桜への愛着が広まりました。
前回はアメリカの医療保険についてでしたが、今回は貯蓄についてです。
未だに日本では男性が大黒柱となって家族を支えるものという価値観が根付いています。
しかしアメリカでは、夫婦共働きというのが普通です。
そのため、家族が困らないようにという理由で生命保険に加入するのではなく、どちらかといえば資産形成が
目的で加入する人が多いようです。
資産形成といえば投資が近年注目を浴びていますが、他国と比べたとき日本の個人金融資産は、ほとんど利息の
つかない現金・預金が50%以上となっています。
日本人ならではのコツコツと貯めていくというスタイルがあり、投資性のある商品はあまり手を出していません。
こうした金銭に対する意識は外国人からは理解し難いものがあるようです。
海外では早い時点から、社会と金融の関係、さらに金融商品・投資について学びます。
イギリスでは3歳から。アメリカでは10歳頃からと、他国でも幼少期からお金について学んでいます。
そして共通しているのが、親からもお金について学んでいるということです。
日本がいかに金融教育に消極的なのかが分かります。
私たちも柔軟に考え、時代に世界についていかなければなりません。
投資は早いうちに始めることが大事です。
そして投資と保障を分けて考えることが必要になります。
今一度、加入している保障等を見直してはいかがですか?