認知症の予防

前回に引き続き、最後に予防法についてです。

認知症は根本的な治療法がないと言われているため、予防が非常に重要となります。

認知症を引き起こすリスクには、「遺伝子」や「加齢」などの改善できないリスクもあります。

「喫煙」「運動不足」といった生活習慣の見直しによって改善できるリスクは全体の35%を占めます。

しかし様々な角度から予防を行えるため、一人ひとりに合った方法を見つけ、できることから始めます。

日頃の取組みで発症を予防できること

①運動        週に2~3回以上30分歩くことや、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることは、

           脳の神経細胞を活性化する酵素の分泌を増やすとされています。

②コミュニケーション 趣味や料理を作ったり、積極的に外に出たりと社会とかかわりを持つことで

           予防につながるといわれています。

③食生活の見直し   生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満)を予防する食事が認知症の予防になる

           ともいわれています。(青魚・大豆など)

生活習慣の改善は誰でも今日からできるものばかりです。生活習慣を見直して、ストレスを溜めないように

脳を刺激させるなど、早いうちから対策を取ることで認知症を防いでいきましょう。