教育資金のプランニング
前回、子どもの学校教育が変化し、金融について学んでいるとお伝えしましたが、
大人こそ金融について学びプランニングしていく必要があると思います。
例えば、教育費は子育て世代にとって一大出費となり、家計に大きな負担がかかります。
将来必要となる教育費の総額を正しく把握していますか?
一般的によく言われているのが、子ども1人につき『教育費』の目安は約1,000万円。
(幼稚園・小学校・中学校・高校・大学卒業までの19年間に必要となる教育費の総額)
これはすべて国公立に進学した場合の目安であり、一部またはすべて私立に進学した場合、
総額は大きくなり、2,000万円以上必要になります。
さらにこれに加え、食費、生活用品費、被服費、医療費、レジャー費などにかかる『養育費』は
1,500万円以上です。
また、子どもの習い事の費用は、世帯の手取り月収の5%以内が目安と言われています。
それ以上の費用をかけると家計を圧迫していくこともあります。そして、子どもの数が多くなるほど
1人あたりにかけられる金額は減ってしまいます。
今生活ができているから安心ではなく、将来必要になってくる金額を把握したうえで教育方針・資金などについて
話し合いができていますか?